蒼龍組:群青の場合

「で、お前さー、東宮寺さんと、実際どうなん?まさか“ただの幼馴染です”とか言わんよな?」

男友達の問いに、群青は本を閉じて、涼しい目で一言。

「…さあ。どうなんだろうな」

(明らかに図星。でも態度は鉄壁)

あとで蒼子にその話をしたら、

「えっ!?“ただの幼馴染です”って言ってくれなかったの!?ねえそれってどういうこと!?」

「……そんなに怒るなら、“ただの”って言えばよかったな」

「やめて!それはそれで寂しい!!」

白虎組:白銀の場合

「真白ちゃん、最近よく白銀と一緒にいるよね〜?」

「もうそれ、完全に付き合ってんじゃん!」

「うちらも“真白先輩〜!”って呼んでいい〜?」

と女子にからかわれ、

「せやろ!?俺もそろそろ“白銀くんの彼女です”って名札つけさせよかな!」

本人が一番悪ノリしてる。

「……なんなん、もぉ……」と照れながらも、ちゃんと否定しない真白。

放課後、校門で彼女を見かけて、

「待っててくれたん?……ほんま、かわええな〜」

もう付き合ってるも同然。