これは…彼らの“守りたい理由”がちょっとだけ恋に変わる、特別な日。

【はじめてのバレンタイン】

(小学生編だけど、みんなちょっぴり背伸びしてる…!)


【群青】

机の中に、小さな箱が入っていた。銀紙の包み、丁寧なリボン。

「…誰が…?」と周囲を見ても誰もいない。

でも、背後から「あのっ…お口に合うといいなって…!」と声がして振り返ると、

蒼子が頬を真っ赤にして立っていた。

群青は少しきょとんとしたあと、ふっと笑った。

「チョコも…だけど、お前が俺にくれたってのが、いちばん嬉しい」

――その笑顔に、蒼子の心は爆発寸前だった。


【白銀】

「はい、これ!」って照れ隠しに乱暴に手渡されたラッピング。

真白が目をそらしながら手を伸ばしてきて、白銀は「お、チョコやんけ!」と顔を輝かせた。