パパとの修行中。うまくいかなくて悔しくて悔しくて…

とうとう部屋に引き篭もっちゃう騎士くん。

そっと部屋に置かれた神子ちゃんからの差入れのおにぎり…


群青の場合

差し入れのおにぎりは、ちょっと不格好。

でも、ぎゅっとにぎられてて、温かさが残ってる。

添えられた手紙には、まっすぐな字でひと言。

「がんばりすぎなくていいよ。わたしは、いまの群青くんがいちばんかっこいいよ。」

読んだ瞬間、群青は少し震える拳を静かに握り直す。

“こんな自分でも、誰かに認められてるんだ”って、

心の奥がふっと軽くなって、また立ち上がる力が湧く。


白銀の場合

おにぎりはピカピカで、お星さまの形。

「これ、ほんまに食えるんか…?」とか言いながらも笑っちゃう。

手紙には、ちょっと間違った関西弁でこう書かれてる。

「しらぎんくん、つよいからだいじょうぶ!あしたはきっとできるよ!」